岐阜の頭痛専門整体院 院長の加藤です。
皆さんは、頭痛があるときに、強い吐き気に襲われ、動けなくなってしまう経験はありませんか?
今回は、頭痛と吐き気の関係についてご紹介します。
■この記事の内容
❶強い吐き気に襲われる原因
❷どういう人がなりやすいのか
❸どう予防や対策をしていけばいいのか
強い吐き気に襲われる原因
別に食べすぎているわけではないのに、強い吐き気に襲われ、動けなくなってしまう方がとても大勢おられます。この原因は精神的な「トラブル」。いわゆるストレスが原因となっている可能性がとても大きいです。
現代はストレス社会であり、職場や学校、家庭など様々な場面でストレスを感じることが多くなってきています。
そのストレスが溜まった時に起こるのが「嘔吐や吐き気」です。
この症状のことを医療的には「身体表現性障害」と言います。
身体表現性障害とは、「身体的な疾患や異常がなくても、様々な症状が持続すること」の総称です。
この症状になると、嘔吐や吐き気だけではなく、頭痛・体の痛み、動悸、呼吸困難、めまい、耳閉塞感などの多岐にわたる症状が繰り返し発症します。
どういう人がなりやすいのか
この症状になりやすい人の傾向として、
「自信がない」「否定的・被害的の物事を捉えやすい」「過度に自己にとらわれる」「身体の感覚が敏感」(不快感への耐性が低い)
また「家事をしなくて済む」「仕事に行かなくて良い」など結果的にこの症状が出ることをメリットとして感じると、無意識に症状を生み出してしまう点も、身体的表現性障害の問題として考えられます。
この身体的表現性障害は病院では現時点では治療法が確立されていません。
基本的には精神療法や環境調整がメインで、必要であれば抗うつ剤や気分安定薬でコントロールすることが多いです。
どう予防や対策をしていけばいいのか
簡単に言えば、「ストレスを溜めない」ことです。
そもそもストレスとは、外的環境の変化やプレッシャーなどの力が加わったことで起こるダメージのことです。環境が変わったり、嫌な人と会ったり、嫌なことがあったりするだけでもストレスを感じてしまいます。
そのストレスを発散する方法をご紹介します。
1.日光浴をする
日光は精神状態にとても大きく関係しているの。日光を浴びると、精神を安定に欠かせない脳内神経伝達物質のセロトニンが分泌されて、気持ちが安定するっていうわ。
2.笑う
ストレスが高まると交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が増え、脳の温度が上がってしまいます。笑うと副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少し、脳の温度が下がります。
笑っている時は、この2つの神経がバランス良く働いている状態になります。
3.ストレッチや運動をする
ストレスがかかっている状況も筋肉の緊張につながります。
こまめにストレッチをして、体をほぐすことでストレスを軽減することができます。
椅子に座っている状態でも、伸びをしたり体を後ろにひねったりすることでストレッチになります。
4.とにかくぐっすり寝る
ぐっすり眠ることも、ストレスを解消するためには重要です。
「最近、夜更かしが多いかもしれない……」という方も多いのではないでしょうか。
睡眠は体の休息だけでなく、脳を休ませる役割もあります。
睡眠不足になると脳が疲れ、体の機能を調整してくれる自律神経やホルモンのバランスも崩れてしまいます。
「疲れているな」「ストレスが溜まっているな」と感じるときには早めに布団に入ることを心がけましょう。
※必要な睡眠時間は人によって異なりますが、6時間以上8時間未満程度が適切だと考えられています。
まとめ
ストレスは心や体だけでなく、頭痛や吐き気などにも影響を及ぼすため、溜め込みすぎるのは禁物です。
自分に合った方法で適宜ストレスを発散することを心がけましょう。
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