岐阜の頭痛専門整体院 院長の加藤です。
皆さんは、頭痛がうつ病や不安障害などの精神疾患と合併しやすいことが知っていますか?
今回は、頭痛とうつ病の関係、うつ病の原因についてご紹介します。
■この記事の内容
❶頭痛とうつ病の関係
❷うつ病の原因
❸自律神経を整える方法
頭痛とうつ病の関係
頭痛はうつ病や不安障害などの精神疾患と合併しやすいことが知られています。
緊張型頭痛は不安症状と関連があります。
また、片頭痛がある人はうつ症状や不安症状も見られやすいという結果も出ています。
最も不安症状やうつ症状と関連性が強かったのは薬物乱用頭痛です。
薬物乱用頭痛とは、偏頭痛薬や鎮痛剤を飲み過ぎることで起きる頭痛です。
痛み止めにより逆に頭痛が起きることを知らない人も多いので、痛み止めを使う時は使いすぎないように注意が必要です。
うつ病の原因
みなさんは、うつ病が現代病と呼ばれているのはご存知ですか?
実際に病院に診断されていなくても、うつ症状があり、なりかけている人もたくさんいる現代社会です。
うつ病は、肩こり・首こり・頭痛・全身疲労(倦怠感)・やる気の低下・気分の落ち込みなどの色々な症状を併せ持ちます。
しかし、初めは単なる肩こり・首こり・頭痛がヒドく、頭痛外来で処方される薬が効かず、
心療内科を勧められ、うつに効く薬を飲みだし、どんどんうつ症状がヒドくなったというケースがとても多くあります。
原因は、ただの首こりだったという場合がとても多いのです。
首には、脳と身体をつなぐために重要な神経や筋肉が密集しており、非常にデリケートな部分です。筋肉ひとつひとつに多くの神経が張り巡らされ、自律神経の通り道となっています。
首こりなどの不調が出ると自律神経が圧迫され、神経の流れが滞ってしまいます。正常に働かなくなった自律神経は交感神経のみが優位となって暴走することで、うつ病など様々な失調症状が引き起こされます。
これまで、うつ病は精神的な問題だと言われていましたが、首の疲労やこり、怪我で首を痛めているなどの首の不調も原因だということがわかってきたのです。
自律神経を整える方法
自律神経を整えるには、規則正しい生活をすることが重要になってきますが、今回はどういう規則正しい生活をしたらいいかではなく、別の方法をご紹介したいと思います。
その方法とは、「呼吸」です。
皆さんも今までに、緊張すると息が早くなり心拍数が上がるという経験があると思います。
そして、リラックスするには、深呼吸しなさいと言われたこともあると思います。
これは、深呼吸をすることで、リラックスの神経である副交感神経を優位状態に保つことが目的があります。
姿勢が悪い人は、呼吸が浅くなり常に交感神経が優位の方が多いです。
最低でも1日2回(1回5〜10分)は深呼吸するように心がけてみましょう。
深呼吸のやり方は、
① 鼻から肺が完全に膨らむようにしっかり吸い込む
② 吸った時間の4倍の時間、止める
③ 吸った時間の2倍の時間かけて、口からしっかりはく
姿勢を正してこのやり方でやってみましょう。
まとめ
痛み止めばかり使っては薬物乱用頭痛に繋がる可能性があります。
そして、痛み止めを服用し過ぎることで、うつ症状を引き起こしてしまいます。
そうならないためにも、適切な対処をすることが重要です。
まずは、規則正しい生活を心がけ、呼吸を意識し、リラックスできる時間を毎日作ってみてはどうでしょうか?
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