【生理の時の頭痛】意外と知らないその原因とは

岐阜の頭痛専門整体院 院長の加藤です。 

 

頭痛は、女性が多いとよく言われていりますが、頭痛で悩む女性は、男性の3倍以上もいます。

頭痛で悩む女性の中で、女性特有の生理前後や生理中に頭痛があるという経験をされている方も多いかと思います。

今回は、生理の時に頭痛が起こる原因を詳しくご紹介します。

 

 

■この記事の内容

❶なぜ、生理の時に頭痛が起こるのか?

❷月経関連片頭痛を予防する方法とは



なぜ、生理の時に頭痛が起こるのか?

一般的に、生理の時に感じる頭痛を【月経関連片頭痛】と呼ばれています。

生理の約2日前から、始まってから3日目までに偏頭痛が起こりやすいと言われています。

この時の頭痛は、日常起こる片頭痛よりも痛みが強かったり、薬が効かないということも多いようです。

日常的に出る頭痛より、ヒドくなってしまうこの【月経関連片頭痛】は、女性ホルモンに大きく関係しています。

 

女性ホルモンの一つに、エストロゲンというホルモンがあります。

エストロゲンの分泌量は、月経周期で大きく変動します。排卵日と月経開始期に急激に低下します。

エストロゲンの分泌量が低下すると、激しい頭痛が起こってしまうのです。

ちなみに、エストロゲンの変動が少ない妊娠中は、ヒドイ偏頭痛持ちの方でも、偏頭痛が軽減する方が多くいます。

よって、エストロゲンの分泌量が低下する、月経2日前から3日目ぐらいが片頭痛の発症がとても多くなるのです。

同じ理由から、排卵日あとに頭痛を訴える方も多くみえます。

女性の方で、月に2回頭痛が決まって来る方は、【月経関連片頭痛】の可能性が高くなります。

 

また、【月経前症候群(PMS)】と言って、月経の3~10日前になると、イライラや涙もろくなったりネガティブになったり、肌荒れ、不眠など、体の不調が出やすくなります。

この時、自律神経が大きく乱れ片頭痛を引き起すことがとても多いです。

 

こういった理由もあり、男性より女性の方が頭痛持ちが多くなってしまうのです。

月経は、赤ちゃんを産むために大切な働きです。

自分だけだと思い無理をせず、あまりにひどい時は婦人科の診察を必ず受けるようにしましょう。



月経関連片頭痛を予防する方法とは

自宅でできるケアとして、下記のことを気をつけることが大切です。

 

●睡眠・運動・食生活を規則正しく改善する。

●体を温めて血行をよくする。

●鉄分やマグネシウムを摂り、貧血予防をする。

 

規則正しい生活ってどうすればいいの?

という方もみえると思いますので、大事な3つのことをご紹介します。

 

①毎朝決まった時間に起きる

毎日同じ時間に起床して朝日を浴びることで、体内時計のずれをリセットすることができます。

体内時計のずれは体の不調の原因となるため、前夜の就寝時間が遅くなってしまっても、起きる時間はできるだけ変えないようにしましょう。

また、寝不足や寝過ぎが頭痛を引き起こしている場合があります。頭痛の予防のためにも、正しい睡眠リズムを習慣づけるよう心がけてください。

 

②食事を3食決まった時間に食べる

間隔が空きすぎないように3食の時間を設定し、忙しいからといって安易に食事を抜かないようにしましょう。食事の間隔が空いてしまうと、頭痛を引き起こす原因になることがあります。

 

③軽い運動を習慣づける

特に、就寝1、2時間前のストレッチやヨガなどの軽い運動を取り入れるのがおすすめ。体を動かすことで血行が促進され、心身のリフレッシュに。質の良い睡眠にもつながります。



まとめ

今回ご紹介した頭痛は、しっかり日頃のケアで十分防げます。生理前後や生理中に頭痛があって悩んでいるという方は、改めて規則正しい生活へ見直してみましょう。

 

生理の時の頭痛をなんとかしたい。

慢性的な頭痛を改善したい。

1日でも早く頭痛を改善したい。

姿勢も良くして、頭痛だけでなく、肩こり、腰痛も改善したい。

 

そんな方は、岐阜の頭痛専門の整体院であるみこし頭痛整体院にお越しください。

あなたの頭痛の原因と治し方を教えます。

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